勉強になりましたが、あまりに(喋りすぎでは)?

●コロナが変える金融 オンラインセミナーを実施(NIKKEI Financial 2020年7月16日 14:00 (2020年7月30日 19:52 更新)
https://financial.nikkei.com/article/DGXMZO61516880U0A710C2000000

さきほど、NIKKEI Financialのオンラインセミナー(無料)を視聴した。「コロナとデジタルが変える金融」というテーマに興味があり、特に新しい「金融サービス仲介・決済法制」について知っておきたい、という気持ちがあって視聴応募していたものだ。
しかし、それよりも何よりも、甘利明・自民党税調会長からの「ポストコロナの国家戦略」というセクションが「え?そこまで言っていいの?」という内容で、甘利さんも非常にド直球ストレートにおっしゃっていて、非常にためになった。
日本の行政面での今後の考え方が理解できた気がする。一方で、これから我々一人ひとり、どのように進むべきなのか、という課題は一人一人に残されている感がある。

(あくまでも自分の手前勝手な解釈で)話していた内容を簡単にまとめてみる。

・今のコロナ禍。歴史はいつも世界的混乱のあとに「新しい秩序」を生んでいる
-DX(デジタルトランスフォーメーション。バーチャル+リアル)の形が問われる

・パンデミック後の覇権。「権威主義的国家監視体制」が握るのか「法の秩序と民主主義体制」が握るのか?
-効率性を優先すれば独裁的指導体制に流れる
-人権尊重・プライバシー保護の形の模索(data free flow with trust)

・アメリカを軸にした法・自由体制陣営をEU、インド含む環太平洋に
-トランプは同盟国軽視の懸念も?
-日本は「結節点」になるべきだがそのためには力が必要(経済・イノベーション)
-なので「次の世界を担うイノベーション」は『同盟国側』になければならない(?)

・次のイノベーション=データに価値→(同盟国サイドの)サイバーセキュリティが必要
-サイバーセキュリティ標準「NIST」。国際機関「ISO」

・先端企業で働く人に「敵国スパイかも?」という問題
-今、日本にはないSC(Security Clearance)制度。当人だけでなく、その親の職業情報なども?
-これを怠ると、国・企業としてサプライチェーンから外される懸念!?

・デジタル化やリモートワーク。事業者ごとのベンダーロックインにおちいっている
-相互互換性、共有アーキテクト
-特にセキュリティ面

・「脆弱性」をテストする必要性(コロナを機に)
-ホワイトハッカーの活用。外部事業者によるバグテスト
-防衛省や新幹線、ダムなど基幹インフラ
-克服するソリューションをビルドインするべし(・・・!!)

・日本は ×バーチャル→〇「リアル」データ強国
-国民皆保険→世代をまたいだゲノム情報など

・大学の“知”をまとめ、社会実装する取り組みが必要
-基金を活用
―優秀な若手ドクターが長期間研究できる土壌を

・「中国のデジタル元=監視社会。デジタル円は?」(という質問に対し)
-中国は一帯一路上にドル決済に変わる世界軸を作ろうとしている
-ドルは「世界のためにテロリスト抑圧」に使われるのはいいが、アメリカの独善、と言われることも
-デジタル円は「安全保障」としても。対抗のためのフィージビリティスタディしておく

・「今のコロナ禍。銀行は産業支援どうすべき?」(という質問に対し)
-エアラインなどへの支援→財務省「業界再編を」→民間こそ主導に ∴ 金融機関の役割

・「米中対立が悪化。中国と取引は続けられるか?」(という質問に対し)
-アメリカは中国が「中国製造2020」を発表して以降、ずっと(この文脈上)いずれ中国から外資は追い出される、と警戒
-経済は一様でなく、中国市場はすぐなくなるわけではない
-中国にとって「どうしても必要」という分野は商売できるはず(水、土壌汚染、大気汚染など)
-例:トヨタ(65%)第一汽車(35%?)のハイブリッドFCBの合弁会社。トヨタには自信があるのだろう

・「新型コロナに沿って、準備金制度など。SDGsなどで企業選別は?」(という質問に対し)
-SDGs、例えばガバナンスを備えていれば加点、などありうる
-民間の保険制度のビジネスチャンス?

というわけで、特に米中対立の中での日本企業の運営の仕方、という意味では、もう完全に「安全保障>経済」という認識が、結構具体的に説明されたように思う。
(上記「!!」のところって、スノーデン氏のリークを思い出したり。。。)

一方で、いまやAIなど先端分野で中国の力は侮れないものがある。あえてアメリカ陣営を離れて中国側につこうとする国もあるだろう・・・世界は完全に二分されてしまうのだろうか。

ちいさな一個人としては「戦争を回避する」ことを本当に切に願うばかり。そして、そのためにもしっかり自己を磨き、小さな幸せを大事にし、ことさら周りに左右されない人生を歩めれば。。。結論が飛躍しすぎかな。

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