転換点と空想

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37349720T01C18A1MM8000/

連日、日経のトップに「GAFAの苦境」が載っている。データを独占して高成長を続ける一方で社会還元をしてこなかった“異形さ”が社会(国家など)によって修正されようとしている、ということのようだ。

今年5月のGDPRは、確かに歴史的転換点だったわけだ。日本も独禁法の規制の検討を始めているらしい。う~ん、それがプラスに働くのかネガティブなのか。

対潜在的コンペティター(イノベーションを起こしうる中小企業など)を守るため、という趣旨であれば純粋にポジティブには思う。一方で、「個人データは経済的価値を持ち、それをタダで活用することが優先的地位の乱用である」、ということも書かれており、これが常識化すると「インターネット=タダ」の世界は崩壊することになる。実際、ヨーロッパではGoogleがこれまで無料だった企業サービスを有料化すると発表している。

(情報銀行についての記事で)以前書いたが、今後、個人情報提供に何を“対価”とするか、ということは、色々と工夫のしようがあるのではないか、と思う。

 

自分たちが今、始めている取り組みがその“対価”として取り扱われ、それが公共財としてデファクト化するさまを空想する。。悪くない気がする。

 

別の話。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6302177

中部電力が「電力」という言葉を外して「エネルギー」などに変えることを検討しているようだ。GPSの見守りサービスなど、「エネルギー」ですらない事業にも進出している。

エネルギー市場とIoT(およびAI)、そして個人データの取り扱い。

これらすべてが転換点にある今の時代のキーワードであり、新しい社会構造を構築するムーブメントにつながるのだろう。

守旧派の中核の電力会社が“変わろう”という意思表示を見せているのは、個人的には非常に好感を持つ。

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