今日も日経新聞には気になる記事がいっぱい、です

実は、いつも新聞を読んでいるわけではない。ニュースはネットで見ることが多いし、それだってしないことの方が多い。それでも、たまに新聞(紙の)を読むと、飛び込んでくる情報が、なぜか新鮮に感じられるから不思議だ。単純に心理的なものかもしれないが。

 

  • 一面トップ:「日中、知財巡り新対話 26日首脳会談 通貨協定再開へ」

首脳会談の内容(予定)。てんこもり。経済金融分野で、通貨スワップ/先端技術・知財の新たな枠組み創設/第三国でのインフラ開発協力/東日本大震災以降続く食品の輸入制限の緩和。安全保障分野で、制服組トップの訪中、海難救助の協定。

中国はアメリカとの関係が悪くなると日本にすり寄ってくる、というパターンがあるらしい。「先端技術・知財の新たな枠組み創設」など、おそらく日本だけで勝手に定めることは難しいだろうから、アメリカなどの顔色をうかがいながら、あるいは裏でお伺いを立てながら? 確かに、難しいかじ取りが要求されそう。

 

  • 4面政治:「AI活用で新特区検討」

以前も出ていたニュース。AIやビッグデータを活用した街づくりを推進。エネルギーの安定供給、つまりスマートグリッド網の構築と多電源からの送配電のシステム作り。地方創世の一環でもあるらしい。名付けて「スーパーシティ」だ。「スーパーシティ(が舞い上がる)といえば『TOKIO』では?」と思うのは頭が古い?

 

  • 6面オピニオン:「迫る中国『シャープパワー』」

軍事力をハードパワー、文化力をソフトパワー、そして、“献金や寄付で現地の世論を有利に導こうとする力”を「シャープパワー」と呼んでいる。というかこれはもろ「プロパガンダ力」ですね。

個別の友人関係やビジネス関係として親交を深めるだけなら、別にそれでいいじゃないの? とも思うし、国の観点からみると、それはわかってない人の発想だよ、と捉えられるのだろうし、いやはや難しいですね。

 

  • 7面金融経済:「投信、大手銀も脱手数料」

三菱UFJは残高のみで業績評価。野村など大手証券に続き。森・元金融庁長官の指導が時間をかけて浸透した成果か? 山一證券で投信のノルマ営業にキューキューし、その後、投信の仕事に長く携わった身からすると、ようやく、という思いもある。しかし、それで金融機関が食っていけるのなら世話はないわけで。

なお、この記事に家計の投信保有残高が増えていかないことについて、販売会社の姿勢をのみ問題にしているのだが、確かにこれまでの何十年間はその通りだと思うのだが、今のそれは、超高齢社会の到来による貯蓄性資金の取り崩し、つまり、“必要に迫られて”残高が増えないという構造問題が大きくなっていると思う。

 

  • 11面デジタルトレンド:「育つか『トークンエコノミー』」

先日、LINEがまさに発表したが、ブロックチェーン・仮想通貨の仕組みを利用したコミュニティづくりのトレンドが始まっている。アリストークンやアメリカのスティーム、ポリポリなどの事例。

人の興味・共感が共同体を築く“場”へのアクセスをよび、そこがメディアになり、プラットフォーマーとして様々な情報を手に入れる、という時代。そこには大きなチャンスがあるともいえる。

“我々”も負けていられない!

 

  • 11面デジタルトレンド:「ツイッターここに注目 仮想空間ライブ、新市場に」

ネット上で三次元のキャラクターを生きているように動かす「Vチューバー」が増えていて、すでに仮想現実(VR)ライブが開催されているらしい。すごい世の中だ。これは100%ポジティブな意味で。

ライブ参加者は、ツイートなどで、仮想空間でビビッドに体感した興奮を交え、その可能性・将来性について様々なコメントを寄せているようだ。すでに輝夜月、キズナアイ、ミライアカリ等々の“スター”が生まれているらしい。

スターが生まれれば、その求心力を当て込んだ様々なビジネスが発生するのは世の常だ。さらに、One to Oneマーケティングに親和性が高いインターネット環境で活動するアイドルだ。これまでにない広告ビジネスや協賛金モデルができ(こういったことに嫌悪感を示す一定の離散者を生みながら)広がっていくことだろう。あるいは、リアルの音楽市場でそういう傾向があるように、ライブ体験の高付加価値化+物販やマーチャンダイジングが、ビジネスの方向性としては定着するかもしれない(それにしたって、大いに協賛金ビジネスになる)。

 

  • 13面企業1:「フェイスブック2900万人流出 日本人も被害の可能性」

さもありなん。しかし、“誰に”それが漏れたのか、マスメディアで報じているところがないのが不思議。ウィキリークスが以前指摘したCIAによるスマホなどからの情報収集については、マスメディアでは大きな取り上げ方をされていないけど。たかだか哀れな子羊の一匹である自分の情報など、先方は興味ないと思うが、それでも心情的にはどうも。。

 

  • 13面企業1:「ソフトバンク株が急落 サウジ混乱 巨大ファンド影響懸念」

ソフトバンク株の下落は、ソフトバンクグループ(SBC)がサウジ政府と運用する10兆円規模のビジョン・ファンドの最大の投資家であるサウジが、トルコでの記者殺害疑惑で情勢の混乱が見込まれるから、だとか。「サウジの情勢が混乱すれば、投資事業の先行きはさらに不透明となる」(国内運用会社)。そうなのかな。

現在の劇場型の展開を含め、時代の転換点で咲き乱れる大掛かりな様々な陰謀という観点も想起され、その渦中にソフトバンクという企業があるのが面白い(“面白い”などというと語弊があるが)。

いち企業の経済活動やいち投資家の投資案件として語るには、この辺りを取り巻く環境はあまりに大きすぎて。。十年後にまだ「映画」という娯楽が残っているなら、勝手な印象として、この辺は大いにハリウッドのエンターテインメント映画の題材になりそうな気がする(その時はぜひ、浜野健太を孫さん役に!)。

あ、トランプさんは、記者殺害は「行きずりの殺し屋」説を唱えているようです。

 

  • 15面企業2:「ソニー、仮想通貨技術で権利処理」「ブロックチェーンで電力取引実験」

ソニー(子会社のソニー・グローバルエデュケーション)が音楽や映像の権利処理分野で、関西電力(東京大学、日本ユニシス、三菱UFJ銀行と)が電力の取引価格を決める決済において、各々ブロックチェーンでの取引“実験”をしているらしい。

それにしても・・・記事、小(ち)っさ!

同じくくりで語れるかは知らないが、エストニアでは小規模電力の取引がすでにブロックチェーンで“実施”されており、こういった取り組みは素人目に見て「周回遅れ」に見える。。それでなのだろうか? 実際のところはよく知りません。

 

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