「コンテンツ・イズ・キング」は幻か?①

先日、東京ビッグサイトで行われた某「大展示会」でKADOKAWAの角川会長の講演を拝聴した。半分の時間しか聞けなかったが、それでも非常に勉強になった。

以下、聞いた内容を勝手に自己解釈する。

1.現在、世界は情報・口コミ・友達とのコミュニケーション・動画等々の“コンテンツ”を集積する巨大プラットフォーマーの覇権争いの真っただ中であり、その先には “arrogant”な“winner”が“KING”になる“the winner takes it all”のディストピア(?)が待っている。

2.以前、デジタル情報化革命の先には「クリエイターが主役に!」「コンテンツ・イズ・キングの時代が訪れる」などと期待されたが、残念ながらそうはならないだろう。「コンテンツ・イズ・キング」は幻で、KINGである巨大プラットフォーマーが多くの“取り分”を要求し、製作者や権利者への配分は相対的に低くなることが予測される。

3.こと動画コンテンツ(ここでは、映画やテレビドラマなどプレミアムなものを言う)に限って言えば、現在はNETLFIXが先行しており、amazonプライムが追い上げている。

4.アメリカでは、巨大プラットフォーマー<追加修正:あるいはその巨大プラットフォーマーに影響を与える者>たるために「AT&T→タイムワーナー(通信インフラ→コンテンツ)」「ディズニー→FOX(コンテンツ→コンテンツ)」の大規模M&Aが画策されるなど、熾烈な戦い(?)が繰り広げられている。

5.それは、巨大プラットフォーマーたるためには優秀なプレミアムコンテンツ獲得が必要だからである(≒巨大な売り場面積を誇っても品ぞろえに魅力がないデパートには誰も足を運ばない(意訳))。

6.実際、NETFLIXは年間8000億円、amazonプライムも6000億円の自社コンテンツの製作予算を設けている。世界のどの映画会社も太刀打ちできない金額だ。

7.そして、我々KADOKAWAはクリエイターとしてグローバルなコンテンツ製作に邁進しており、その成果を上げつつある。

 

なるほどなるほど。

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